統計学とは

統計学とは、社会や科学などの事象(それも集団)についてデータを集め、それを分析・解釈し、背後にある構造についてなんらかの結論(関連性など)を導き出して、それを今後に生かすための学問である。


データをきちんと見ることができないと、誤った結論に飛びついたり、誤った結論へと人を誘導してしまうことにもなりかねない。
→情報の読み取り方の勉強にもなる


(1)データを集める(標本調査など)

事象を記述する(記述統計)・・・どんな現状か、データの特徴を明らかにする
度数分布、記述統計(代表値、分散・標準偏差

(2)事象を説明する(推測統計)・・・
集めたデータから母集団の傾向について推測
確率分布モデル(2項分布モデル、多項分布モデル、ポアソン分布モデル、正規分布モデル)
統計モデル(回帰分析)


どうしてこうなるのか(因果関係)の説明
(因果関係の有無についての仮説)→統計的検定(カイ二乗検定正規分布の検定、t検定、分散分析)

(3)ふたつの変数の関連性の推定・測定
回帰分析、相関係数、関連係数

(4)ふたつの変数以外に影響しているものはないか
エラボレーション→多変量解析